砥石は面直しが重要
今回は、包丁砥ぎについて。
包丁研ぎは、自分は、20年程度はやっているが、特に重要と感じていることがあります。
よく包丁研ぎと言うと、砥石の番数や、砥ぐ時の角度なんかが、注目され易い気がします。
もちろんそれらも重要ではありますが、実際にキチンと効率良く砥ぐためには他にも重要なことがあります。非常にかなり重要なことです。
それは、常に砥石を平らに努める。保つ、ということです。
故に、小まめに所謂面直しを行うようにしています。これをやらないと、思うように行かず、かえってか効率の悪い結果になります。
また、効率が悪いこともありますが、酷い状態になってしまえば、直すのも簡単には行きません。部屋のゴミ掃除と同じですね。
てなわけで、砥ぐ前はもちろん、場合によって、複数本砥ぐときなどは、途中でも、砥石の面直しを行います。場合によっては、何度も何度も。
面直しは、それ用の砥石も出ていますが、自分は、砥石を三種類持っているので、荒砥でやっています。
ということで、上手く砥げない人や思うところがある人は、小まめに面直しをしてみるといいでしょう。
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