でかいクリガニを喰らう

 でっかいクリガニが行きつけの魚屋で売っていたので、買ってみた。前に買ったのは、それよりも、小さく、今回は大分でかい。そこそこのサイズの毛ガニくらいの感じ。ちなみにクリガニは、２種類あるらしく、毛ガニ系のと違うのとあるようだ。取れる場所で違うみたい。たしか岩手と北海道?定かではないが、岩手は入っていた気が。ってことで、値段は880円税込みでした。そこそこデカイかにの値段としては安いように感じた。生きてるやつだし。

で、その日はチルドに入れて、良く日に、食った。まずは、逆さまに鍋に入れて、塩ゆで。塩強めに入れる。沸騰してから、15分やったわけであるが、水からやったせいも有り、アクシデントが。まだ、生きていた。鍋に入れ水をはったら、少し動き出す。ナンマンダブとか思いながら、フタをして火を入れる。ル・クルーゼを使ったので、蓋も重いから、まさかとは思ったが、そんなもんじゃなかった。少しすると、ゴリゴリ音がしだして、フタを軽々と持ち上げ、足を出し、脱走しようとしてきた。

慌てて、蓋を押さえ、足を押し込む。しばらく蓋を押さえつける。決して、気分の良い物ではない。しかし、そうも言っていられないので、暫く蓋に力を入れることに。というか、結構力強かったね。少し離すと直ぐ出ようとして来るもの。で、少しして沸いてきたら万事休すとなったようだった……。次からは、湯を沸かしてから入れるようにしよう……。で、15分やって、あと、少し冷まして、食べやすく足をカットして、胴体みたいな方も剥いて、食べやすくして、皿に盛って食べました。

生だったこともあると思うが、凄く身が柔くて、しかし、結構しっかりした身で、凄く美味しかったです。味も甘い。あれで、880円しかも税込みはないでしょ。凄くいい。今日半額になってたら、2匹ぐらい買って来ようかな。で、ボイルして冷凍にしておけば、バッチリ。それくらい美味くて満足した。なんせ元気だったぐらいなので、鮮度が抜群に感じた。で、食べきれなくて残った分は、もちろん、味噌汁に使いました。満遍なく食べる。実は、そのままボイルして食べるのも当然いいんだけど、味噌汁がね、楽しみなのよ。

本当にうまいから。楽だし。鰹出汁で、数分煮て、味噌溶けば完成。全部丸ごと無駄なく味わうことが出来る。あと、胴体のところは、適当なサイズに切って、唐揚げも良さそうに思ったので、今度試してみたいと思います。ってことで、でかいクリガニ最高だった。