0、100思考はやめるべき。人生の幸福度を上げたいなら
0か100しか無い人々がいる。結構割合的には多いだろう。しかし、人生においてこうした価値観や考えは非常に極端であり、合理的では無く、危ない行動パターンである。我々の仕事においてそう思うのは、顧客の判断の仕方である。代表的なのは、みっちり入るか、一切入らないか。
あるいは、これまでに入っていた水準から落とすことが出来ない。なので、予算オーバーとなり、非常に苦しむ結果に。あるいは、一切入らないことを選択した場合、費用はかからないが、一気にリスクを抱えることに。以前にあったのが、これまで、数年分を一括で払っていたが、今回は厳しいというもの。
顔が青ざめていたので、分割払いや補償の減額も可能であることを案内した。しかし、頑としてそれらを検討することは無かった。それどころか、どうにかして払います。期日までどうにかします、とまるで借金取りの取り立ての様相を呈しているやのようだった。
もちろん、それぞれの選択の自由の問題だ。しかし、こうした選択をすることで、どこにどう皺寄せが、悪影響が行くのかと思うと、非常に不器用で、合理的では無いと感じる。もしものための備えをやるのに青ざめてまでやるというのは、どういうことか。
例えば、それ以外に選べるメニューが無いのなら話は別だが、色々選択肢は考えられた。しかも、比較的みっちりと入っていたので尚更。あと、先日も、似たようなものが。その時は、一切入らないか、短い期間で入るか、というもの。これまで長く入っていたのから見ると、品物は同じでも、なかなか割高になる。
なので、品物同じで、出来るだけ割高にならないような案内もしてみたが、全く興味が無い。これも、自由です。しかし、同じ品物を買うのに、特にデメリットも無いのに、割安な方では無く、割高な方でやろうとする。こうして人は、浪費をし、不必要に貧乏になっていくのだろう、としみじみと思った。
その人も結構みっちりだったので、減額の余地があった。もちろん、実際には各自の考え、価値観における判断にはなるが。そして最終的には好みの問題もある。おそらく、こういう人々の場合、車を買う場合なんかも、ディーラーで新車を買うか、一切買わないかだけの選択かもしれない。
もしくは、最上級グレードでフルオプションか、否か、か。車を買う場合も、選択肢は色々あるわけですが、こうした極端な考えに行きがちな人はいますね。しかし、こうした考えだと、高コスト体質に、なり易いし、人生においての幅も拡がりません。
得られるものが少なくなります。自由も減ります。リスクも増えます。以上です。0、100思考はやめましょう。やめれば、人生の幸福度は、確実に上がるでしょう。
コメント
コメントを投稿