堺打刃物。堺孝行の牛刀を買ってみたら、凄く良かった

 なぜか無性に包丁を見たくなり、この頃は連日Amazonで包丁ばかり眺めていた。近くに刃物屋が沢山有る地域なら、見に行きたいぐらいだったが、いかんせん遠過ぎるので、それは流石に無かった。

で、色々見た結果総合的なバランスで一本購入。初めは、材質も粉末ハイスとか青紙スーパーの割り込みとかも検討した。あと、コバルトスペシャルも少し見た。しかし最終的には、既に一本所有している、VG10の牛刀にした。長さは使いやすいので、既に持っているのと同じ210ミリを選ぼうと最後の方には考えたが、最後の最後で、その商品では値段がほとんど変わらなかったので、240ミリを注文した。

商品は、ブランドが堺孝行、青木刃物製作所。黒影というシリーズの真っ黒な牛刀。和牛刀、なのかな。ハンドルは和式、のようだった。初めは、黒いと研ぐとハゲるだろうから、見た目が微妙になるかなと思い、それを選ぶ気は無かった。しかし、色々見て行く中で、ある動画を見て、そうでも無いようだったので、値段も含めた全体のバランスがとても良かったその商品に決めた。

少し使ってみた感想。届いて早速使ってみる。正直思ったよりもデカかった。既に持っている210よりも少し長くなるだけのイメージだったが、実際は全体的に大きかった。高さやハンドルなど全体的に。もちろん全く問題無いし、研いで使って行くうちに少しずつ小さくもなる。そう考えると、値段が同じぐらいなら、大きめの方がコスパが良いな笑

そして使った感じは、流石の堺打刃物、という感じ。経験上、届いたら直ぐに研がないとかな、と思っていたが、流石の堺打刃物だったので、それはしばらく必要無さそうだ。見た目も美しいし、とても良い。とても満足している。

で、VG10にしたのは、とてもバランスが良いと判断したから。既に書いたように粉末ハイスや青紙スーパーの割り込みなんかも検討したが、それらは自分が見たものは大分高かった。しかし、自分の調べでは、性能差はわずかで、誤差レベルでは無いか、と判断した。VG10 との比較でね。

少なくともVG10 は優れた素材で、充分な切れ味、充分な切れ味の持続性はある、と判断し、その割に価格差は大分あった。あと、研ぎ易さも考えた。持続が良くても、研ぎづらかったり、時間がかかる手間がかかるのでは、考えもの。しかも自分は既に何本も包丁は持っているので、切れ味が悪くなっても、直ぐに研がなくても、使えるものはある。だったら研ぎ易い方がいい、というのもあった。

ってなわけで、見た目、包丁の長さ形などのタイプ、材質、研ぎ易さ、ブランド、値段(割安感)、など総合的に検討し、決めた。結局最終的に、かなり割安で良いものが見つかって、かなりラッキーだった。堺打刃物。堺孝行。おすすめです。