保険の手数料や運営費を開示すれば顧客本位の提案がなされるようになるの か!?記事が出ていたので感想を書いてみたよ

昨日付の日経新聞の記事で、金融庁が複数の保険会社の商品を取り扱ういわゆる乗り合い代理店に対して、実態調査を始めた点などについて、書かれているものがあった。

保険の手数料問題、代理店だけでは解決しない

要は、先般問題になった、保険の◯◯の件である。顧客にとって合理的なものではなく、手数料が高い自分達にとって儲けの多い保険商品を中心に提案していたので、けしからんとなった件だ。

記事では、金融庁が乗合代理店だけを調査対象にしている点や手数料や保険会社の付加保険料(運営費)の開示の必要性について言及されていた。これについて以下に自分の感想を書いてみたい。

効果はありそうだけど、ユーザーはあんまり興味ないんじゃないだろうか

要するに、どうやったら顧客本位の提案がなされるような仕組みになるかという点だね。あと、顧客の判断のし易さという点も。

手数料も含めて運営費が開示されれば、顧客も判断が幾らかしやすくなるだろう。あと、業者側もいかにも手数料の高いものを積極的に提案しているかのように見える提案の仕方をするのは抵抗が出るはずだ。従って、今よりは、解決に近づくだろう、という話だろうけど、実際どうだろうか?

確かにどの程度かは別として、効果はあるだろう。ただ、どうだろうね。自分は別に開示はしてもいいと思うが、それっていうのは、飲食店でも小売店でも仕入れ値や原価を開示するような話。自分がユーザーなら別にどうでもいいけどねぇ。本当に興味が有るのなら、今時はネット社会なんで、大体の傾向ぐらいならいくらでも調べられるだろうし。本読んだりとか。

今時、調べられない情報ってそうは無いんじゃないかな。だから、知りたい人は、業者に聞いてみて、教えてくれなかったら、自分で適当に調べればいいのではないかと。ただ、調べたからといって、安くなるわけじゃないから。まあ、原則全ての保険会社や代理店で開示をするようになれば、客の選ぶ保険も変わり、全体的に少しは下ってはいくかもしれないけど。(タダにはなんないけどね)

価格(保険料)的には他とそう変わらないのではないかと

ただ、それを一番やりたくないのは、日本社の生保だね。あとは、そんなに変わんないんじゃないかな。アリコとか一時言われてたけど。

いずれにしても、ある中から選ぶしか無いわけだから。そして、予算の中で入るしか無い。第一みんなそんなに保険とか興味ないでしょ。だから、面倒だから、知名度の高いショップとかに行って、手数料の高い商品を提案されて、入っちゃう。

でも、手数料は高くても保険料的には、他とそう大騒ぎするほど違わないと思うけど・・・。だから、別に良いんじゃないかと。

そんなこと言うなら、国内社を問題にしろ!と思うけど。笑 本当アホみたいだ。。。しかも別に反対じゃないけど、そういうことやればやるほどユーザーはリテラシーが低くなっていきそうな気がする。自分が、ユーザーの立場なら、別に保険料の内訳とか、あんま興味ないけどな。これ原価幾らぐらいなんだろ?とか考えて、飯食いに行ったり、PCとかスマホとか買わないもの。重要なのは、中身と価格。

それで、自分の中で価値が認められれば買うだけで、そうでなきゃ買わないでしょ普通。あと、市場原理ってのがあるわけだから、これだけ保険会社が増えりゃ、普通に価格競争になっている。だから、ユーザーは、大体の内容と価格を見ればいいんで、今更開示とか、あんま意味ないんじゃないかな。

最後に

根本的なこととして、顧客本位の提案がなされるような仕組みにするためには、手数料を保険会社から貰う仕組みではダメだ。顧客本位の提案をすればするほど、儲けが増えるような仕組みにしないと。まあ、今の仕組みでも長期的にはそうなんだろうけど。ただ、生命保険は、比較しづらいからね。。。

そう、だから、手数料を顧客に請求するようにしても、生命保険の場合は、しょっちゅう、やめたり入ったり普通はしないから。だから、どちらにしても相手のために一生懸命な方針がとられないのかもね。要はその人とか会社の問題。不動産の仲介なんかとも似ているよね。あれも、しょっちゅう不動産買う人は、ある程度大事にされるかもだけど、一度きりと思ったら、テキ屋みたいなもんで、そんなに大事にしない方向に流れができる。

というわけで、生命保険というものの性質による点が大きいのである。なので、この手の話に熱心な人は、複数の保険代理店に相談をして、プランを作ってもらえばいいと。そして、出来上がった設計書を見比べてみればいいだけの話。ハイ!解決したー笑。というか、熱心な人はとっくにやっているのではないかと・・・。なので、そうでない人はそもそもあまり気にしていないのだからいいんじゃないかなー・・・。

そもそも保険料と保障内容は見れるんだし・・・。というか、一番信じられないのは、未だに国内社の生保と契約する人がそれなりにいるという点。一部の例外的なケースを除いては、入る意味が解らない。同等の保障内容で比較するとメチャクチャ高い。。。そういう人もいるんだからねー・・・だから、この問題もそれぞれの自己責任ということでいいんじゃないでしょうか?

業者だってろくでもない提案ばかりすれば評判悪くなるんだからさっ。

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