【トップは語る】東京海上あんしん生命社長・広瀬さんのコメント 常に先を見 て早め早めに投資をする姿勢は流石

長年損害保険業界のトップに君臨し続けてきた東京海上社。その同グループである東京海上あんしん生命の社長の広瀬さんのコメントが、SankeiBizに出ていたので印象的だった部分を紹介する。

【トップは語る】東京海上日動あんしん生命保険社長・広瀬伸一さん(54)

--前年度の保有契約件数が業界11位となり、創業18年でトップ10が視野に入ってきた

「国内の生命保険会社では1、2位を争うスピードで成長できたと思う。原動力の一つは商品戦略だ。医療技術の進歩や高齢化を背景に顧客のニーズは変化し、伝統的な医療保険や死亡保険だけでは賄い切れない。こうした保障の空白領域を狙い、病気で就業不能になった際の保険や介護と終身保険を組み合わせた保険など新たな市場をつくりだす革新的な商品を開発してきた」

--業務プロセス改革の進捗(しんちょく)は

「顧客への商品提案などに使う端末の機能を今年拡充し、顧客の健康状態をその場で自動的に査定して提示できる仕組みを業界で初めて導入した。保険契約がすぐに成立するので、契約者への保険証券の送付が従来よりも1週間弱早まる。代理店への導入を順次進めていく」

最後に

確かに同社の姿勢というのは、常に先を見て、システムや商品の開発に思いきった投資をしているという印象だ。例えば、生保も損保も含めて、基本全ての商品が、PCやタブレットなどのデバイスで簡単に契約の手続きが出来るシステムが、もう何年も前から存在している。こういうシステムの導入は業界では一番最初で、基本全ての商品というのは、未だに同社だけだろう。

加えて、記事にも出ていたが、昨今では、生保の診査結果がその場で出るようになったという。診査の結果が早く出るというのは、顧客利便性という意味でも、提供する側としても、いいことである。診査がOKであれば、直ぐに契約の手続きを完了させることができれば、時間的にもお互い無駄がない。この点は、率直に評価できる。いずれ業界ではこれがスタンダードになってくるのだろう。

あとは、商品。率直にいい商品と思うかどうかは別にしても、ここの会社はなんか変わったやつを出してくる。自分のところにも事務所に同社の社員がパンフレットを持ってきたことがあったが、他社がやっていないような商品を出して来たりするのだ。

つまり、システムにしても商品にしても、他社がやっていないようなことを先にやっているので、やはり、一定確率で上手く行くものも出てくるのだろう。統合の関係で、扱い高は首位の座を明渡した格好となったが、年間の利益で見れば、圧倒的トップのままである。

今後、統合を終えた他社がどこまで迫ってくるのかは判らないが、トップを行く人や企業というのは、常にリスクを取って積極的に前に出る(投資をする)。流石だわ。

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