auは最大5%還元 電力セット、電子マネーで
共同通信によりますと、今年の4月から電力の小売自由化が始まりますが、KDDI(au)も参入するということで、その割引プランを発表したそうです。
KDDI(au)は19日、4月1日からの電力小売り全面自由化に向け、大手電力会社などと提携して提供する電力と携帯料金のセット割引プランを発表した。携帯電話とあわせて使えば、毎月の電気料金に応じて、最大5%相当分を電子マネー「auウォレット」で還元する。
条件は携帯とセットなんですねぇ、お得意の。そして、電子マネーで還元、と。ここがポイント。加えて「最大」5%相当分ですから、ケースに応じてもっと少ない場合も当然あるわけですね。
で、対象は「沖縄県や一部離島を除く全国」となっているので、ハッキリしているのは沖縄の人はダメということ。だから、北海道は大丈夫そう。
申込は、auショップかウェブサイトから。
受付開始は一昨日(1/20)からということなので、もう始まってますね。auユーザーには続々とメールで案内が届いていることでしょう。
電力小売には、なんせ100社以上参入するってことですからね。取り敢えず自分は、様子をみたいと思います。後から後から、魅力的なプランが増えていくかもしれない。
「なんとか光」とかでもそうなんですけど、そんなに魅力を感じないんですよね。大したメリットではないので。その割に、縛りみたいな所謂「解除条項」みたいなの入るじゃないですか。違約金的な。通信会社はそういうの得意ですよねホント。。。
まあ、それはそれとしてもこの前専門家の記事を見たんですけどね、日本は、アメリカあたりの倍ぐらいの電力料金なんだそうですね。まあ、物価も違うだろうから、それが単純比較なのか、その辺を加味した実質的な話なのかは判りませんが……。
いずれにしてもまだまだ安くなる余地が残されているということでした。自分も専門家じゃないですけど、そう思います。感覚的に。独占企業ですからね。そんなに企業努力をしよう、せざるを得ない、という方向に自然とは向かわないんですよね。あまり必要に迫られない。
客は選択できないわけですから。法人は違うみたいですけど。(沢山使うところね)だから、判りきっていることなんです。
で、ポイントは、電力事業、
・発電
・送電
・小売(所謂、販売)
のうちの「送電」がポイントなんだそうです。
「発電」は比較的簡単である。問題は、それを「送電」するところだ。電力自由化でも、「送配電」は地域独占になっていて、そこが電力自由化でメリットが出るか出ないかの大きなポイントであると筆者は考えている。
はっきりいえば、送配電を握っているところが意地悪をすれば、発電会社も小売電気会社も困ってしまって、自由化の果実はなくなる。
ということで、既存の電力会社が既得権益を守るべく、意地悪をする可能性が残っているということなのでしょうね。
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