『続・ハーレーでもらい事故。過失ゼロなのに保険更新で等級ダウン!?』改める べき慣習について

ダイヤモンド・オンラインにハーレーでもらい事故にあって酷い目にあったって人の話が出ていたんですけど、少し印象的だった点があったので、記事にしておきましょう。

まず記事内容はですね、続編ということですが、事故後の保険会社とのやりとりについてでした。相手保険会社の方よりも、自分の方の保険会社とのことがメイン。

なんか、事故後の更新の時の「保険料が誤って案内」されたんだそうで。で、そこについて指摘しても、スムーズに行かず参ったみたいな話です。短く言うと。

内部的な問題なのに、あっちに言ってください、みたいなタライ回し的なとこはいかにも保険会社らしいなぁと思いました。役所そのもの笑(民間だけど) 客としては最悪ですよね。

「内部の問題だったら、内部でやってよ」

、と思うのは当然でしょう。そういう意味では、是非いい代理店から保険に入ることをオススメします。そこの担当者が一括して面倒を引き受けてくれるでしょう笑

保険業界の慣習

さて、思ったことはですね、その人の事故でも若干あったんですが、保険業界の慣習に関係するものです。

何かと言うと、

1 事故りました

2 保険会社(その代理店含む)へ連絡して事故の受付をしました

3 その後、解決していない状態で、更新を迎えました

4 さあどうなるでしょうか?

という辺りについて。これは、全ての保険会社に確認をとったわけではありませんが、この記事の人もそうだったようなので、基本みんな国内資本のとこは同じようなものなのではないかと思われます。これまでの業界の経緯なんかも含めて。

この場合、保険を使うかどうか「確定していない」場合でも、使ったことが前提で更新手続きをとることになります。従って、その前提での保険料になる。(基本的に上がる)

もちろん、最終的に保険を使わなければ、差額は戻ってきますが。ですが中には、それに抵抗を感じる人もいるんですね。なので、記憶している限りでは、これまで2人とかそんなもんですが、異を唱え、保険を使っていない前提での更新を望んだので、保険会社に交渉して希望通りの通常とは違う対応をしたことがありました。

少し言えば、本来、異を唱えるとか、そういう問題じゃ無いんですけどね。所謂、保険会社の引受け方針の問題。

「うちではこういう方針でやっています。なので、今回はこういう条件になります。それで良ければ申し込んでください(お受けできます)」

という話なので、異も何もないのです。食い物屋で言えば、メニューみたいなものですから、それに対して、言ってみても本来その店の勝手というわけです。

しかも、最終的には保険を使うかどうか確定すれば、実態に応じた修正がなされるわけですから。別に損をするわけではないのです、基本的には。超莫大な額ならその間の運用益的な話にはなりますが……。

早急に改めるべき

で、自分として思うのは、確かに契約するしないの自由が保険会社にもあるので、方針の問題ということなんですが、ただユーザーの満足ということや、一般常識とかそういう辺りについて考えると、これは、逆に改めた方がいいでしょうね。どう考えても。自分でもそう思います。

ただ、保険会社サイドとしては、後で回収出来ない可能性、みたいなところもあるんでしょうね。実際は差ほどでもないでしょうが。そう考えると、先に払って置いてもらって、必要に応じて返す、というスタイルを取ってきた、というわけでしょう。

でもまあ、その事故ったときの分に関してではなく、あくまで更新後の分の保険料についてなので、今どきの後払いだとか、猶予期間だとか、もろもろ考えると、そこはもう逆に改めてもいいのではないかと。

おそらくこんなん言っていると、そうなってくると思いますけど。

相手との示談交渉について

あ、あと記事中にあった保険会社のお粗末な対応ってことですが、まだまだそんなレベルですよ笑 個人差が激しいですね。まともな人はまともなんですけど……。

あと、損害賠償という点と保険からの補償という点がゴッチャに書かれていましたね。補償という点で言うなら、それは事故の相手にとっての話。代わりに賠償してもらうわけですから。

被害にあって請求する側は、相手の入っている保険の内容というのは関係ありません。それは、単に相手の事情。請求権とか賠償責任とかの問題とは別です。※ 保険以外からは、どこからも回収不能というケースでは実際関係してきますが。

要は、「保険からだといくらしか出ない」というのはあくまでもその保険会社と相手との契約に対してのものやその保険会社の考えによるところなのです。(慰謝料額など)

だから、極端な話、弊社ではこれしか払えませんというのに納得出来ないのなら、本人に請求すればいい。あくまでも、賠償の責任は本人なのですから。まあ、その場合現実的に言えば、弁護士を入れて訴訟などを検討することになるでしょうが。

だから、記事中には、賠償を請求する相手の保険のことを色々書いてあったようですが、それは相手事情ですから、まずは気にする必要はないのです。保険会社はあくまでも、本人(被害者の相手)が払うべきものを代わりに支払っているだけで、保険会社が本人(被害者の相手)に払って、本人(被害者の相手)が、自分(被害者)に払う、という工程を省いているだけなのですから。

その時点で、保険会社に相手の賠償責任が移っているわけではないのです。

それと、通常、賠償保険の約款には、法律上の賠償責任を補償する、というようなことが書いてあります。ですが、裁判をやっているわけでなければ、特に慰謝料なんかは、払う側(保険会社)の考えが大きく影響します。キチンとした手続きによらず強引にむしりとることは出来ないからです。

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