近所のおじさんが建売住宅について語っていたのですが、それはちょっと違うだ ろう、と思った件について
近所のおじさんが建売住宅について語っていたのですが、それはちょっと違うだろう、と思った。
というのは、その人曰く、「怖くて買えない」という話を言っていて、なぜかと言えば、手抜き工事をされていた人の話を持ち出していた。で、責任をスムーズにとってもらえていないらしい。それで、そういう話になったのですが。
まあ、言っていることは全然おかしいこともないんだが、自分的に言えば、本質はそこではないだろう、と。
大抵会社というところは、うまく行っているときには、そんなに無茶をしない。イメージ大事だから。うまく行っていれば財務的にも余裕があるだろうし。しかし、きつくなってくると、無茶をする。イメージとかも言っていられなくもなる。
住宅系は特に多いイメージ。とにかく金を集めろ的な。
あと、継続的な取引が基本無い業種であることも大きい。ごまかしやすいというか、そうしてもデメリットが起きづらいんだよな。言ったらテキ屋のような商売。バレにくいし。じゃなかったらそうしようという気にもなりにくいだろう。
従って、根本的なところを言えば、建売か否かというよりも、誰から、どこから買うか、というのが本質なんだよな。聞いたら、その人が買ったのは、地元の多少知られているぐらいの会社だった。地元の住宅屋なんて、いい話聞いたことがない……。
だから、そこがそもそもの始まりだったのだと思われる。
家じゃないもので考えると、その人が買ったのは中国製というか中国のメーカーあたりの製品だったと。多少のやすさに惹かれてかったら痛い目にあった。問い合せてもドロンみたいな。
そういうことだよ。
だいたい、安いってことはそれなりで、あまり期待しないでね、ってことなんだから。じゃなかったら安くだせるわけがない。しかも、家なんだから国内で、現場で、工事してるわけだから。材料は別としても。そしたら、人件費の工夫とかも出来ないものね。
で、そういうブランド力のないところで、しかも建売とかだと、尚更低予算なので、職人も低予算で請け負うことに。そしたら、そんな丁寧にはやっていられない、という負の連鎖。
以前、住宅やってる大工何人かと話したことがあったが、そう言っていたよ。当然のように。全くの想像通り……。
ちなみに、建売なので、施工業者には逃げられているそうだが、前にも少し調べたことがあったが、再度少し調べたところ、建売でも施工業者や設計業者へ責任追及できる可能性は普通にあるようです。(民法709条の不法行為責任)
まあ、考えたら当たり前で、じゃなかったらやりたい放題になる可能性が高まるし、こっそり販売業者が組むことだって出来てしまいます。
今どき大体は法整備されているからね。
まあ、いずれにしても当の本人がやる気なければあれなんだけど……。
あと、面白かったのが、なぜか弁護士ではなく、設計屋か何かに相談しているとかいないとか。はじめの取っ掛かりはそれでもいいけど、商売が違うだろう、とそもそも。その時点からにして意味不明という。
いたい。。。。。
やっぱり、額がでかい買い物するときは特に、銀行が融資するときにどうやって最悪な場合、債権を回収するか予め考えるように、購入者も業者がちゃんと責任もってやるかどうか、あるいはトラブリそうな確率、トラブった場合の対応とか予め検討すべきなんだよな、当然。
コメント
コメントを投稿