他車運転特約についての意見への回答
この記事(自動車保険の他車運転特約は制約がいっぱいなのでススメません)に以下のコメントが来たんですが、返信を書いていたら、長くなったので、記事にしました。
例えばソニー損保などはそのまま使えますし、会社によるのではないでしょうか?
保険の二重がけになりお金がとても勿体ない気がします。https://faq.sonysonpo.co.jp/faq_detail.html?id=224&category=&page=1
自分の回答
まず、リンク先の説明でもあくまで「運転中」なんですよね。しかも、詳しくは約款や説明書を、的な。こういったものはあくまでも、大まかな概要を書いてあるだけです。従って、良く確認をすると、制約はあるものです。そもそも、大まかな説明ですら、運転中としっかり書いてあるわけですが。
こういうところが思わぬ落とし穴になる可能性があると言う話なわけです。
運転中ということは、駐車中は対象外のはずです。従って、当て逃げなどは出ないでしょう。
あと他にもいろいろ、記事で書いたような制約はある可能性は高いです。面倒なので確認はしませんが、制約をかけなければ様々な問題が発生する可能性が出てくるので、そうせざるを得ないのでしょう。
あとは、その上でのそれぞれの判断ですね。
そんな細かいことに気を配らなければならない。リスクを負わなければならない。そこにどの程度価値を見いだせるのか。各人の判断です。
期間が短ければ、保険料は大したことはありません。経験上も含め。
それであれば、キチンとしたほうがスッキリするし、無用にトラブルに巻き込まれることもありません。
いずれにしても、そうしたリスクが有るということを把握しておくというのは、とても重要でしょう。
だから、借りなければ、保険料もリスクもないので、一番合理的です。だから、自分はそうすることが多いです。
従って、もしも仮に一切の制約がないような場合は、別にそれで問題は無いでしょうが、おそらく存在しないでしょう。繰り返しになりますが、その場合予め車両の登録などしなければ、いろいろ問題が出てくるからです。
なので、一日だけのちょい乗り保険みたいなタイプのものなども、この件と同じように対象外のケースがあります。これまで、いろいろ見たことがありますが、よーく見るとそうです。やっぱりか、と思います。それはそうです。そうしなければ、仕組み上問題が出てきます。事件が起きます。
なので、制約があるのは必然というか納得のものなのです。
あと、あくまで4年前に書いた記事なので、記事内容は、その当時に思ったことにはなりますが。ただ、現在でも多少マシになったとは言え、ほとんど制約は変わらないので、基本的な考えは変わりませんが。
あと、全保険会社かはわかりませんが、散々書いてきたように、この件の性質上、制約なしというケースは、まず無いでしょう。仮にあったとしても、ごく少数と思われますし、そもそも金融庁で認可しないのではないかと。どう考えても問題が出てくると考えられるので、そんなものを認可するとは思えませんし、保険会社サイドとしても、積極的にトラブルを増やす考えは無いでしょう。
いずれにしても、予め気をつけるべき点は把握すべきでしょう。こんなはずじゃなかった、となるのが一番寒いでしょうから。
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