ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人
東野圭吾さんのブラック・ショーマンと名もなき町の殺人、を読みました。知らないで買いましたが、この話は、正に今の日本です。そう、コロナ。コロナが流行り中の日本が舞台。そこにまず、驚きというか、新鮮さというかを感じました。で、主人公的な人がいて、その人の実家の父親が不幸にも突然亡くなってしまう。一体誰が・・・。という話。被害者の弟という人がまた、個性的で、キャラがかなり立っていますね。ってことで、印象的だった点をざっと挙げていきます。
- コロナ
- めちゃめちゃ現実のリアルを感じる
- 地酒の酒屋
- 元マジシャン
- 漫画家
- 有りがちな人間関係、キャラ
- オンライン葬儀
- スマホなどネット
このぐらいかな。やっぱり、今の話なので、普通にスマホとか、SNSとかリモートみたいなものが出て来る。あと、オンライン葬儀とか。本当に流行っているのかは不明だし、調べる気までは無いが、流行っていても不思議はない。おそらくそれなりに、利用されているものと思われる。あと、本の帯に「犯人と探偵役、それぞれの仕掛けが張り巡らされています。騙されないように、お読みください」とか書いてあったり、「コロナの時代にとんでもないヒーローがあらわれた」などと、書かれていたので、よりその辺りを意識して読むことになりました。
最終的には、結構普通な感じでしたが、まあそれでも、確かに怪しさがあったりはしました。というか、やはり毎回思うことは、東野圭吾さんの作品は、抜群に読みやすいですね。作家との相性もあるでしょうが、最も読みやすい作家の一人です。あと、やはり被害者の弟のキャラが濃くて面白かったです。そして、数年後でも懐かしく読めるでしょう。
コメント
コメントを投稿