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生命保険が威力を発揮するのはどんな時か?

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これまでに、生命保険について結構書いてきました。確率的な意味や公的制度があることなどで、入っていなくてもそうは困ることになる可能性は低い、というようなことを結構書いてきたんです。 が、今回はそういう感じのことじゃなくて、どういう時に「最適な選択肢か?」について書きます。 自分が死んだ時に確実に「現金」を用意したい まあ、ある程度の額が前提になってくるでしょうけど、昨今葬式も地味になってきて、そうはかからないという中で、かなりガッチリとやる前提の人には、いいでしょう。しかも、換金性の高い資産があんまりない人には。 あと、事業やっていたり、資産家の人ですね。資産はあるが、現金的なのがあんまりない。というときは、税金とか払うのに困るわけですよ。あるいは、資産を分割するにも。 という場合に、予め必要な現金をある程度把握しておいて、終身保険あたりに入っておけば、完璧。終身だと、基本絶対にもらえるので。 資産を渡す人を確実に指定したい これは、便利だと思うんです。遺言とかっていう手もあるでしょうが、それでも結構面倒くさい。作るのも、その後分けるのも。その点生命保険だと契約なので、指定した受取人が受け取るだけです。 なので、相続のルールにも縛られませんから、相続の場合だと、遺留分といいまして、最低限の権利が法定相続人にあるわけですが、そういうのも関係ないので、相続権者が複数いても保険金は息子に全額とかも極端な話普通にできちゃいます。 あと、終身保険も一時払い型のものが有りますから、預金や株などの大半をそこに入れて受取人の指定をする、というのもありですね。余程、特定の人にできるだけ資産をと考えているのなら、生きているうちに不動産でも何でも出来るだけ現金化して、一時払い終身に入れちゃえば可能です。 そしたら、貰う方もかなり楽だろうな。もしこれを遺言でやるとなると、他の相続人の遺留分の問題(なので、相続開始後に任意に放棄しないとそこは無理)。あと、あんまり極端な内容だと、遺言自体の有効性が争われそう。ちゃんと、公正証書でやっていれば、まず問題は起きないでしょうが。 それと、生命保険だと非課税枠もあるので、その点もメリットです。 生命保険とのつき合い方 (岩波新書)

スマホやタブレットのストレージに余裕が欲しいというあなたへ

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スマホなどのストレージ容量に余裕がないって人結構いるんですよね。で、何に使っているのか聞くとですね、写真を結構撮って保存しておくって言うんですよね。 なので、今回はそこの解決策を。   今更かもしれませんが、Googleで提供しているサービスで、 Googleフォト 、というサービスがあります。写真や動画をクラウド保存しておけるサービスです。 これがとてもいいんです。 なぜなら、「高画質 (容量制限なし、無料)」というのがあるからです。つまり、タダで無制限だと。アップロードの仕方によっては、無制限じゃないのでそこは注意ですが。 なので、自分はここにガンガン上げる。一眼レフとかでどっか行った時に、バチバチ撮ったりする時がありますが、もうここに全部上げちゃう。でも、無制限ですから、何枚でも無料で保存できる。 加えて、クラウドですから、特定の端末に保存しているのとは違う。つまり、機種変更しても直ぐ見れるし、複数の端末からでも簡単に見れちゃう。クラウドなので、当たり前なんですが、極端な話他人の端末からでも簡単。 なので、非常に使い勝手がいいわけです。 スマホとかは、自動アップロード設定にしてあるので、何もしなくても勝手になりますし。だから、超楽チンです。 なので、自分はストレージには困っていませんね。なので、特別多いやつ買う必要も、microSD挿せるやつでも挿す必要も感じていません。 やりかたは、 https://photos.google.com/ から入って、 と、こういう感じです。(※ というか、スマホやタブレットの場合アプリでやった方がいいですね。PCならWEBからアップロードできますが) あと、アプリだと、自動アップロード設定やアップロード済みの写真を簡単に端末から削除する機能(iosはまだかも)も使えるので便利ですよ。設定のところから簡単にできます。 それと、 WEB の方だと、「無制限じゃない方」で上げたのを「無制限の方」に変換(ダウンサイズ)する機能も使えます。

スマホやタブレットの通信料をメチャクチャ安く使う方法

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メチャクチャ安く使う方法を紹介します。 SIMフリー端末やdocomo端末などに入れて、安く利用できる、所謂MVNOのSIMがありますよね。 で、自分も使っているんですが、その中でもOCNの OCNモバイルONE というサービスがありますが、これが本当に安く使う方法があるんです。 そもそもが、月900円とかで使えちゃうんで、そもそもが安いんですけど、今回紹介するやりかたはそんな話じゃありません。ズバリ、その半額です。 あのですね、一台目は900円なんですけど、2台目からは450円で使えるんですね。 SIM追加と言いまして、一つ契約するとそこに追加ができると。つまり、一つの契約で使える容量をみんなでシェアするってわけです。 じゃあ、量あんまり、使えねーじゃん、と思うかもですが、それはそうなんです。そうなんですが、他社との競争で、料金そのままで、使える量が一気に増えた経緯がありますので、結構使えると思われます。 もちろん、その人の使い方次第ですが。その900円のプランなんかで言えば、はじめの4倍近く増えましたからね。なので、それで間に合っていた人は、単純計算だと、あと三枚追加しても問題ないということに。 ということはですよ、例えば家族4人だとします。構成はどうでもいいですが、例えば、夫婦と子二人だとすると、「4人分で月々2,250円」で済んでしまうんです。 普通にメチャクチャ安くないですか? 4人分で2千円ぐらいですよ。何それ的なwww だから、キャリアでスマホ使ってて+タブレットだと安くお得に使えますとかやっているの見るときあるけど、これ見ちゃうと全然お得感ないのwww だから、こういう使い方があるので、例えば、お子さんに持たせようかと思っている親御さんなんかには朗報ですよね。そんなに月何千円とかは払いたくない……。という場合特に。 しかも、docomo利用者だとかなりいい。なぜなら、docomo端末なら普通使えるから。だから、お金かけたくないのなら、前に使っていたdocomo端末にこのSIM差して使うとかもできちゃう。 あるいは、Amazonとかで適当に買ってもいいし。 OCN モバイル ONE 【データ通信専用】 マイクロSIM

『日生が2年ぶり業界首位に 第一生命を抜き返す』について

国内大手の日本生命が、2年ぶりに首位に返り咲いたようです。 日生が2年ぶり業界首位に 第一生命を抜き返す 主な要因としては、あまり力を入れていなかったことで、差をつけられたと言われている、銀行窓販の強化(商品の拡充)のようです。   まあ、ユーザーサイドにとってはどうでもいいことでしょうが。自分の入っているところが、国内で首位ってことで、誇らしい、という人はほぼいないかと思われるので。 報道ベースでも結構、ここに至るまでの情報って聞こえてきましたからね。 ・役員が総代会とかでどうコメントしたとか ・同、感情をあらわにしたとか ・国内でのM&A ・保険ショップの買収 ・海外でのM&A それはそれは、もうかなりムキになっている感が記事からも伝わりまくりで……。すごいやる気だなぁ、と。 まあ、買収とか合併とかすればさえ、うまくいくのなら、誰もそんな簡単なことはないんで、どうなるのかはこれからですな。5年とか10年後とか。 専門家のコメントでも、そのぐらいしないと、何も判断できない的なことが言われていました。既に、国内のM&Aした生保については、ネガティブなことが囁かれていますし。MとM同士で、なぜ生保だけ一緒にならなかったのか……、とか。 自分的には特別な思いは無いので、どっちでもいいのですが……。

『日本生命、戸籍取り寄せサービスを開始 国内大手生保で初』について

国内大手のニッセイが、戸籍謄本などの取り寄せ代行サービスを始めたとそうです。 日本生命、戸籍取り寄せサービスを開始 国内大手生保で初 日本生命保険は26日、同社の生命保険の加入者向けに、保険金の受取人を特定するために必要な戸籍謄本や抄本の取り寄せ代行サービスを始めたと発表した。国内の大手生保では初のサービスで、被保険者が死亡した際、受取人が特定されず「法定相続人」となっている場合などが対象。日生と提携する司法書士が業務を担当し、相続関係説明図を作成する。手数料は戸籍1通当たり2500円。 料金は、一通あたり、2,500円だそうですが、これなんで今まで、無かったんですかね、こういうサービスというかシステム。それだけ、サービスレベルが低かったことの証左なんでしょうね、という感じ。 だって、そりゃあ、人(というか企業)の勝手ですよ。もちろん、法律や契約で義務を負っているワケではありません。が、やはり、商売ですから、保険金を請求するにあたり、こういったものを用意しなければならない、というのはどう考えても「楽しい」ものではありません。 自分がそれを想像してみても到底面倒な話で、「それをやらなければ保険金を払ってもらえない」から、だから「仕方なく」取りに行って、出すというのが実際の正直なところでしょう。 なので、「楽しそうだから」とか「面白そうだから」というわけでは全く無いのです。言うまでもなく。しかし、サービスというのは、提供する側は、相手に気持よく利用してもらうことで、相手から料金を貰うものです。 従って、お客が、是非利用したいと思うような内容のものを用意することは当然なのです。じゃないと、利用したいと思わなければ、利用されないわけですから。 そう考えると、今までってなんだったのかな、と思うところです。それなりに競争はあったと思われるのですが……。しかし、それほどでもなかったということなのかもしれませんね。 まだまだ、保険会社としてはやれる余地がありそうです。やっぱりですね、客は金を払うだけで、あとは全自動みたいなのが理想ですよね。 請求するにしても何にしても。電話やメールなどをするだけで、あとは必要な書類が届いて記入(あるいは、ネットから)、それもかなり楽な感じ(サインだけとか)で、全てが完了する。こうあるべきでしょう。 まあ、今回の一通あたり2,500円がどうなのかは置...

『【交通事故】自分の過失100%… それでも使える“人身傷害補償保険”の基礎』 について

目に止まった記事があったので、紹介してみます。 【交通事故】自分の過失100%… それでも使える“人身傷害補償保険”の基礎 文字通り、自動車保険の「人身傷害」という補償(機能)は、自分が悪い場合にも、補償してもらえるということが書いてある記事です。 少し余談ですが、厳密に言うと、内容的には自賠責の点が考慮されていない、不適切と考えられる点がありました。自賠責は、救済目的の制度であるため完全に一方的なケースでなければ、全く補償されないということにはなりません。記事の本質的にはアレですが……。詳しいことは、記事を。   話を戻します。 というか、みんな普通入っているんですが、要は自分が悪くても出るよという話。で、思ったことは、「◯◯でも」使える、とか「◯◯でも」支払われるとか、書いてあるんでけど、それはそうなんです。 ただ、一言言えば、◯◯でも、というよりも、「そういった時のためのもの」なんですよねwww なので、そういうときに機能しなかったら「とんでもない」というぐらいの話で、繰り返しになりますが、何のためのものかというと、そういうためのものなんです。 だから、ちょっと表現が変だなぁと思ったもんですから。なので、本来的に言えば、「◯◯でも使える」とかではなくて、「◯◯のための」とか「◯◯のときに役立つ」「◯◯のときに助かる」とかが適切かと。 まあ、あと、相手が無保険の時とかもですね。その場合でも自賠とか政府の保障事業はあるんだけど、上限は、最高4,000万円(死亡3,000万)なので充分とは限らないですから。まあ、かなりのケースでは大丈夫でしょうが……。あと、話しがつかない場合の、立て替え払い的機能とかも。   ということで、結構どうでもいい感じの内容にも一部少しなっちゃいましたが、もし自動車保険に入っているけれど、「人身傷害」は、入っていないな、という人は入っといた方がいいですよ。というか、入らないことは考えられません。余程の考えがない限りは……。

家を作るにあたって「床暖房」をつけるかどうか悩んでいるあなたへ

自分の家作って、まる7年経つんですが、自分の家には床暖房が付いています。それも風呂とかトイレとかも含めて、基本全ての床に。 これ、知り合いとかに凄いねって言われるんですけど、自分が建築を頼んだとこは、それがアピールポイントになっていまして、そこだと、基本プランに組み込まれていたんです。つまり、そういう商品。 なもんで、なんていうか、基本内。要は、バイキングみたいな感じで、その中から、好きな奴選んでください方式だったわけです。なので、別にオプションを付けて、特別に追加した感じでもないんです。 だから、そこのメーカーに頼んだ人で、同じような商品の人は、みんな普通に床暖房。 もちろん、そうじゃない風にも希望すれば出来たでしょう。 自分も当時は少し考えました。いるかと。でも、有れば有ったで気持よく過ごせそうだったので、どうせならと、その商品にしたのでした。 で、現状どうか。 ほぼ使っていません。 理由は、いくつかありますが、最大の理由をあげるとすれば、一番は、スピード感です。 普段から、車の中でも、室内でも、エアコンに慣れちゃっているんですよね。その便利さに。そうすると、「あ、寒いな」と思った時に、そんなに待っていられないんですよ。 結構かかりますからね、時間。あと、質感的にも温風が出るわけじゃないので、例えるとなんか鍋の中で蒸されている感じになるわけです。それも自分的には、ジワリジワリとそんなに好きくない。 はじめは、折角と思って使っていたんですけどね……。結局、時間とともに、自然の流れに修正されていきました……。   で、もちろん安いもんじゃありませんから。とても安いのなら取り敢えず付けておくのも一つですが。 なので、自分の実体験としては、ほぼ大半のケースで、エアコン+サーキュレーターが一番いいんじゃないか、という結論に達しました。 ブログなんか見ると、気に入っている風の人もいるんですけどね。結構好き好きが分かれるものなのかもしれません。 あ、あと、エアコンはコスト的にランニングコストも、導入コストも床暖房より基本的に安いですからね。サーキュレーターはもちろん大したことありません。ちなみに、リモコン付きが使い勝手がいいです。   大体、家のサイズにもよりますけど、そこそこ部屋数ある場合、誰もいなくて、いつ使うかもわからない部屋まで常に温めておくってのは...

家の大きさを検討中のあなたへ

実際に家作ってみて思うんですけど、もっと小さくても良かったかなと。 車でもそうですけど、デカイともちろんいい時もありますよ。しかしね、デメリットもたくさんあるじゃないですか。維持費とか維持費とか維持費とか。 燃費も基本的な話としてアレですしね。小回りも利かない。停めるのも大変だったりと。 家もそうなんですよね。 で、今ってコンパクトの時代じゃないですか。テレビは平べったいので、場所とんないし。本だって、デジタルのやつあるし。音楽だってデジタル。コンポとか不要だし。 そこ考えると、例えば6畳の部屋でも、昔の6畳と今の6畳では実質的な部屋の広さが違うぞと。広くて部屋も多いと掃除も大変。傷んできて、キレイにするにもそれなりに。 光熱費もそれなりに。家族のいる場所の距離も結構あったりとかも……。 そしたら、もっと小さくても良かったかなーと思ったりしています。やっぱり、程よいサイズってありますね。家族数だって、はじめは結構いても、いつまでそうなのか判らないしね。 それと、小さいと基本大きいよりも建築費安くすみますから、借金で建てるにしてもあんまり背負わなくていい。来年のことも読めない時代ということ考えると、身軽なのに越したことないんですよ。変化に対応しやすいですから。最低限の生活コストが低ければ気も楽ですね。 そう考えると、コンパクトな方が圧倒的にメリットが多いです。やっぱり、キャンプなんかやってても思いますけど、デカけりゃいいってもんじゃ無いんですよね、今時特に。大は小を兼ねるのは兼ねますけど、今はテクノロジーが発達しているので、一概にそうでもなくて、メリットを考えると、下手にデカイのは考えものですよ。 というわけで、次回があれば、結構思い切って小さい奴にすると思います。あとは、ある程度工夫をして、いい感じに作ればいいので。

【自動車保険】保険を使った場合の保険料の上がり方について

チョクチョク質問を受けるので書いておきます。で、使うと普通上がる(保険料が)というのは、世間では自動車保険の常識と化していると思うので、その前提で書いていきます。   保険料の上がる時期について 自動車保険を使った場合の、保険料の上がり方なんですけど、まず初めに、上がる時期について。使うと直ぐに上がると思っている人がいますが、これは、契約の更新後になります。なので、満期まではそのまま変りません。 で、途中で解約などして、他で再契約などをする場合は、再契約の時になります。なので、満期を待たずして、解約→再契約とやると、通常損です。 保険料の上がり方について 次に、上がり方について。これについては、支払われる保険金(自動車保険なので、相手への賠償金と自分の修理代や治療費など)の額により、異なると思っている人がいますが、それは全く関係ありません。 従って、使ったか、使っていないか、しか基本的にはありません。 そういう意味では、ユーザーとしては、金額が大きいほど、メリットが大きいと言えます。つまり、もっと具体的に言うと、例えば相手に1億の賠償金を払って貰っても、5万円ぐらいしか払って貰わなくても、次回の保険料は変わらないのです。 だから、逆に言うと、金額が小さい場合は、自腹を切ったほうが得ということも普通に有り得ます。昨今特に。 さいごに ということで以上です。あと、具体的にいくらぐらい上がるのかについては、以下を御覧ください。 https://takahasinorihiko.com/post-5282/

『「反原発」の不都合な真実(新潮新書)・ 藤沢 数希』放射線が心配な人は是 非読むべき本

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「反原発」の不都合な真実 (新潮新書) この本を読みましたので、印象的だった点を紹介しましょう。 文字通り、原発についての本なんですが、中でも特に印象的だったところは放射線について。本の中で、いろいろな確率比較が出て来るんですよ。 で、それを見るといかに、放射線だけを特別視することがナンセンスなのか、ということが判ります。自分もかねてから、そう考えていたわけですが、この本を読んで改めて、そう思いました。 あの、リスクって世の中腐るほどあるわけじゃないですか。なので、放射線の他にもリスクはいくらでもあるわけで、だったら、他のもっとリスクの高いやつを気にしてから言えよと、そういう話なんです。 で、この本には、例えば、 ・交通事故で死ぬ確率とか ・タバコが原因で死ぬ確率とか ・自殺 ・大気汚染 ・殺人 などちょっと、色々な身近なリスクに対する確率が出ています。そして、もちろん放射線についても。 それを見ると、放射線による影響と言うのがかなり低いことが改めて判ります。というか、今挙げた中で断トツなのは、言うまでもなくタバコなんですけど。あとはまあ、どれもそんなには、という感じでした。 なので、心配な人は、一度この本を読んでみて、面倒ならパラパラと眺める感じでもいいんで、読んでみたほうがいいですね。読んでから考えましょう、と。たった本一冊の(しかも、新書なので1,000円もしない)値段ぐらいで、心配事が減れば安いもんじゃないでしょうか。 そしたら、いかに過剰に神経質になっていたかが判ります。というか、これを言ったらアレですが、なんでそもそもそんなに生きる気満載なんですかね。そんなにみんな毎日幸せで幸せでしょうがなくて、一秒でも長く生きていたい、その幸せを感じ続けていたい、ということなのだろうか……。 だったら、まず食べ物も体にいいものだけにして、規則正しい生活をして、運動も定期的にする。体重も適切に管理。あと、仕事もお金よりもストレスの無い(できるだけ少ない)働き方をする。そしてから、考えましょう、という感じ。一方でガンガン、アクセル踏んで、もう一方でブレーキ踏んでもアレですから……。ということで。 「反原発」の不都合な真実(新潮新書)

住宅ローンは頭金の問題ではない

住宅ローンを組むにあたって、頭金頭金という人がいるが、これはそもそものポイントがずれている。もちろん、無いよりはあった方がいいだろうが、根本的なところを間違えていると、判断を見誤るので気を付けたい。 率直に言って住宅ローンは、「月にいくら払えるか?」です。従って、頭金を入れる入れないの問題では無いのです。 いや、頭金を入れることで、月の支払を無理のない額にする、ということなら全然いいわけですが、入れたところで、無理のある額だったら、どうしようもありません。 そういう意味では、逆に、頭金を入れなくても、月の支払額に無理がなければ、何も問題はない、ということになります。 というわけで、住宅ローンだけの問題では有りませんが、ローンを組むときには、頭金というか月の返済額を考え、その上で必要に応じて、頭金を検討する、という順序で考えるようにしましょう。

ウィンナーブームで食いまくって判ったこと

結構偶然なんですけど、今ってセブンとかでもPBの商品とかスーパーと買わらない値段で売っているじゃないですか、ありがたいことに。 なので、前よりも今までスーパーで買っていたようなものもセブンで買うようになりまして、その中に“ウィンナー”も含まれているというわけなんです。 セブンのPBのウィンナー美味いですよね。酒のつまみとかにチョクチョク買うようになりまして。セブンが家から近いということもありますが、そのうち他のメーカーのものにも興味を持ち始めたんです。 以前はそんなにいろいろなメーカーのウィンナーを意識して食べ比べたりするほどでもなかったんですよ。 これは、性格上そうなんですね。ハマってくるともう、いろいろと試して、味わってみたくなるんですね。これは、食い物だけではなく全般的な傾向ですが。 なもんで、 ・セブンのPBから ・シャウエッセン ・グランドアルトバイエルン ・業務スーパーのやつ ・パリッと朝食とか書いてあるやつ などなど、他にも燻製になっているやつから何から、なんせ色々食べましたよ。 で、やっぱり思うんですけど、比較的割安感の有るやつも、“これはちょっと次回はいいな”と思うやつも中にはありますけど、「高いのは高いなりに美味い」ですね。 あと、言えることは、大体一袋に6本ぐらい入っているやつが多いですけど、大きさが違かったりするので、安いからダメというわけでもないんですよ。その分小さめだったり、してるのでね。 そこ行くとやっぱり、シャウエッセンとか食べた気しますね。味はもちろん、食感。一本一本のボリューム。 それから、ウェルシアってイオン系なんだと思うんですけど、あそこが安くて、帰り道だし、良くあそこ行って買っています。 ビックリするんですけど、そこと比べると、小さな個人商店みたいなとこじゃないですよ。大きなあちこちに有るスーパーなんですけど、そこがウェルシアと比べると、150円~200円近く高かったりするんですよ。 ウィンナーですから、せいぜい2袋セットのやつでも、安いのだと250円ぐらいとか、するのだと355円とかそんな感じですよ。安くない日でも400円ぐらい。もちろん、探せば上はもっといろいろありましょうが。 でも、数百円の商品で、150円~200円ぐらい違うってすごい話じゃないですか。自分は、ちょっと驚きました。なので、2回ほど、チェックしましたが、...

量り売りの肉屋さんにハマってます

自分は、自分で作るのが難しければ難しいほど、外食の価値を感じます。 従って、逆にそうでないものほど、価値を感じません。その場合のメリットは、調理や仕入れ、片付けを代行してくれる、という程度です。 体調が悪い時やとても忙しい時なら、それだけでもとても素晴らしいメリットではありますが、どうせなら、そこの料理や雰囲気などを楽しみに、是非行きたい、と思ったところに行きたいものです。 あと、値段とのバランスにもよりますが。 なもんで、焼き肉とかイタリアンとかは、あんまりお店にお金を払って食べたいとは思わないんですね。 もちろん、一定以上になるとすごい奴もあるんでしょうけど、基本的にはそうですね。結構得意ですし、イタリアンとか。 それから、焼き肉も一定以上になればすごいのかもしれません。あと、コースとかなら、所謂DJ的な、肉の質以外にも絶妙なチョイスなんかにも価値がある場合もありそうです。 ですが、自分的には焼き肉もイタリアンも基本家で食べるものです。 店だと、当たり前ですが、人件費やその他運営費用が当然のことながら乗っているわけです。 それこそかなりの割合で、そうであるのが普通なんですよね。ステーキけんの社長のメルマガなんか読んでいても、しばしば、ああなるほど、と思うことがあります。 そういう意味でも、家vs店の対決というのは家が圧倒的に有利なんです。テクニックやノウハウでどうにか出来るのも限界がありますから。 いい肉屋で、量り売りの肉を買ってくれば少しずつ焼肉屋で食べるようにいろいろな種類の肉を楽しむことが出来ますし。 そんなわけで、量り売りの、肉屋で肉を買ってきて、家で焼き肉を楽しむことにハマっています。 以前から焼き肉はほぼ家派だったんですが、あるキッカケからその肉屋を利用するようになりました。そこの高価な肉を食べる機会があったこともあります。なんせめちゃくちゃ美味かったんで。100グラム1,200円の和牛のステーキでした。 流石にそのクラスになるとハンパなかったです。本当に味がうまい。これ、店ならいくらぐらいになるんだろーなー、とか考えたりもしました。 詳しいこと判りませんが、倍とかぐらいには軽くなるんじゃないかと。肉屋とは、設備とかかかるものも違うわけですし。 というわけで、量り売りの肉屋で少しずつ買ってきて家で焼き肉。おすすめですよー。

【※再々追記あり、予め注意!!】「siroca crossline 全自動コーヒーメーカー STC-501」で入れたコーヒーのクオリティが最強すぎてビビった件

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先週末なんですけど、なんか夜中にすんごいの偶然見つけちゃって、事務所で使うのにもいいと思って、取り敢えず買って試してみることにしたんです。 実ははじめは、これを買おうかその日の日中に考え、結局やめた経緯がありました。 ネスカフェ ドルチェグスト 本体 「Piccolo(ピッコロ)プレミアム」 ワインレッド(MD9744-PR) 012148535 これだと、専用カプセルで飲むので、コーヒー一杯が50円ぐらいのなる計算だったんで、もちろん何と比較するかにもよりますが、ちょっと高いだろう、ということでやめたんです。 というわけで、夜中に偶然見つけたこれにしたんです。 siroca crossline 全自動コーヒーメーカー STC-501特別セット 【交換用メッシュフィルター付】 STC-501TMF これね、全自動なんですよ。コーヒーの豆入れるじゃないですか。で、水入れてスイッチ押すんですよ。そうすると、ゴリゴリ粉にして、コーヒー入れてくれるんですよ。ボタン一つで。 凄くないですか?しかも、そのとき一万円弱ぐらいで売っていたんですけど、Amazonアウトレットからも出てましたから、なんだかんだで、9千円ぐらいで買うことができちゃいました。というか、Amazonアウトレット初めて使いましたが、「Amazonアウトレット」っていうテープはられてくるんですね。余談でしたが……。 それで、 使った感想 はですね。 凄い。 の一言。一言で言うと、 セブンのやつ 、って感じ。 感覚的には、豆が違うせいか、セブンのよりも香りも味も濃い感じがしました。すんごいですよホント。こんなの家で簡単に飲めちゃうんだと。 一回飲んだらもう、落とせないですわ……。 で、肝心の使った後ですけど、これも面倒くさくないの。急須のお茶葉バサッとゴミ箱に捨てるだけの感じ。あとは、水で、サッと流せばいいだけなので、すごい楽。 これなら、自分でもストレス無く使えますよ。 うーーん、本当にいい商品だと思いました。これは、ちょっと人にプレゼントするのにもいいですね。これで、朝うまいコーヒー飲んで、いい気分になってよと。一日のスタートをいい気分で的なwww というわけで、手頃な値段で買えるんで、良かったら買ってみて、是非美味いコーヒー家で飲んでみてください。ホント、こういうコーヒーならコーヒー好きになる。やっぱ、美味...

Amazonで買い物するときはポイントの違いに注意!!

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この前Amazonで、品物を見ていたら気付いたことがあります。 それはポイントです。 Amazonって商品によってポイントがついたりしますよね。で、例えば見たい商品を選択すると以下のように表示されますが、 出典: http://goo.gl/UbrHeG さらに、赤枠のところに入って行くと、 出典: http://goo.gl/J5S7I8 こういう風に、Amazonに出店して同じ商品を売っているところがズラリと出ます。 見ていくと、ポイントの付き方が何種類かあったんですよ。 品物同じなら、ポイント多いほうがいいに決まっているじゃないですか。が、素直にはじめの画面のまま買うと、今ここで話題にしている商品だとポイントが一番多いやつには自動的にはなってくれないんです。 まあ、微々たる差ですが、値段は同じでも一番ポイントが多いのは、2番めなわけです。このケースでは、特にポイントが少ない方を選択してもメリットはありません。 なので、買うのなら当然2番めのポイントが一番多いやつを買ったほうが特ということになるわけです。   自動的に一番有利な奴になればいいんですが、実際にカートに入れてみましたが、そうはなりませんでした。うーん……この辺は今後Amazonさんにはなんとかして貰いたいところですが、現状はなっていませんので、買い物をするさいには注意が必要です。

住宅ローンを組む際のベストな月々の返済額はいくらか?

今って、かなり昔よりも世の中の変化が激しいじゃないですか。なので、長期的な計画なんて立てようがないんです。加えて、日本は成熟期に入っていて、右肩上がりの経済成長なんて時代ではない。 いろいろな本なんか読んでみても、多くの有識者達は、今後、収入を増やすことはかなり難しいので、そんなことを考えるよりも、生活レベルを下げて、好きなことをやって暮らすのが、幸せに人生を過ごすためのポイントであると。要は、そのやり方を選択したほうが、幸福な暮らしを実現しやすいという意見です。 なので、最悪なのは中間層狙いみたいなのだそうです。一部の才能のある人は、自分で仕事を創造し、大金持ちになるチャンスはあるけど、あとは、プライドを捨て低所得層に収まった方が幸せになれる、という話です。 なので、幸せになれるのは、その一部の才能のある、大金持ちになる可能性のある人と、低所得層だと。高と低ということですね。逆にプライドを捨てられずに、全てを犠牲にして、生活レベルをなんとかキープしようとする中間層は、全てを犠牲にするわけですから、幸せにはなれないと。 それだけ、厳しい環境ということを言いたいのでしょう。 さて、そこで住宅ローン。少々前置が長くなりましたが、結構ネット上でも「住宅ローンを組む奴はアホだ!!」みたいな話題が出てくる時がありますが、この辺も踏まえて解説したいと思います。 このアホだという理由と、住宅ローンを組む際のポイントは関係してくるわけですが、要は、来年ですら読めない時代だってことなんですね。つまり、今の収入が、来年になると半分になっていてもおかしくないと。 そしたら、返せなくなるかもしれないし、そもそもそういったプレッシャー自体が既にアレですよね、という話。 なので、ローンを組む際にはその辺の事情を考慮の上、組むべきだということになります。 じゃあ、月の返済額いくらならいいでしょうね。ズバリ言いましょう。 というか、収入が激減しようが何しようが、生きている限りは人生は続きます。家を持っていなければ、アポートとか借りるわけです。その場合は、家賃を支払わなければならない。当たり前です。 なので、ベストは、その暮らしていくためにかかる最低の家賃分ぐらいあたりがベストでしょう。なんでかんで、かかる住居費なんですから。出来れば、固定資産税や光熱費等も考慮して、本当に生活コストが、最低限かかる...

漫画『キングダム』が圧倒的面白さで、嬉しい誤算だった

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キングダム 1 (ヤングジャンプコミックス) 少し前になりますが、AmazonのKindleストアで、大規模な、そして凄まじいセールをやっていたんですね。なもんで、ポイントが50%付くということで、全巻実質半額で買えたんですよ。 なんか、良くは知らなかったんですけど、ただならぬ雰囲気を放っていたので、買って読んでみたんです。 そしたら、期待を裏切らないというか、「こ、ここまでか……」というぐらいにいい意味で期待を裏切るクオリティーで、連日読みふけっておりました。 ストーリー的には、これは実際にあった中国の方の話のようで、簡単に言うと、国同士の対立とかの話です。なので、世の中そのものですね。国の統治とか、戦争とか。 で、主人公は、全然いいとこの生まれどころか、下も下なんですけど、ドンドン実績を上げて、超スピードで出世を遂げていきます。 ストーリーの中には、マネジメントとか、戦略とか、そういったものを考えさせられる内容が盛り込まれています。 ちょっと ONE PIECE にも似ているところがありますが、向こうは企業で言えば、ベンチャーのような、小さな独立組織(グループ)で、自分がトップで創業者ですが、こちらは、軍で、大組織。 なので、組織人なんですね。あくまでも組織の中で、出世をしていくと。 まあ、そんなことはどうでもいいんですが、とにかく面白い。そこまで期待しないで、読み始めたからというのは大きいでしょうね。しかし……、こういう系の話ってなんでもそうなんですけど、主人公は、とにかく諦めないですね。 積極的にリスクをとって、突っ込み続ける。普通に元気を貰いますね。   えー、ただいま、電子版は、39巻まで、 40巻は1/19に 出るようでございますね。 そして、紙の方はもう既に40巻まで出ているようです。 キングダム 40 (ヤングジャンプコミックス) ていうか、中古だと結構安いじゃん(今現在12,800円+送料)とか思ったら、全部揃っていなかった……。気をつけてくださいね。 まあ、取り敢えず、電子版のサンプルとか読んでみるといいと思います。面白いんで是非どうぞ。

不動産屋さんの仲介手数料は言うと結構下げてくれるのが普通らしい

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この前不動産業者の人と喋りまして、この人が結構面白い人で、いろいろ業界人しか知らないような貴重な情報をなぜかいろいろ教えてもらいました。 なので、一人占めしてもアレなので、みなさんと共有したいと思います。 さて、そんなわけで、いろいろお聞きしました。 で、仲介手数料なんですけど、アレって上限は法律で決まっているんですよね。ただ、少ない分にはいいみたいで、意外に柔軟な姿勢のところは少なくない模様。 で、仲介の頼み方も2つほどあるそうで、専任とか言う方が、交渉の余地が大きいらしいです。ていうか、専任だと、一箇所の業者にだけ、買いたい人探すの頼む、というやり方なので、手数料少なくしてもらえない場合は、特にユーザーにはメリットないそうで、下げないのなら、専任にする意味はないということでした。 それなら、そうですよね。 で、業界の常識だと手数料の交渉は、必ずした方が得というか、しないと損だというぐらいの話だということでした。もはや、当たり前だと。 なので、必ず相見積もりをとって、決めた方がいいそうです。 まあ、もちろん、少しでも合理的にやりたければ、複数とって比較はすべきでしょうが、手数料を下げるよう交渉するのが常識(言えばある程度下げるのは普通)とまでは知りませんでした。 これは、いいことを聞いた。あと、仲介手数料じゃなく、家買う時も結構相見積もり取って、言うと、割りとベロベロ下げるらしいことも言ってました。それも、割りと彼らにとっては常識の範囲みたいでした。言わなきゃ損だと。 うーんなるほどねぇ。 やっはり、実際にやっている人に聞くのが一番ですね。自分の仕事だと、そんな保険料値引きとか、違法なぐらいだからねぇ……。他所の業界は他所の業界なんだけど、どうしても感覚的結構意外でした。 だって、割りと大きく下げることも普通にあるようだったんで。   2時間で丸わかり不動産の基本を学ぶ

住宅ローンを組むなら、「フラット35」がかなりいいと思った理由

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最近知ったことなんですけど、フラット35ってかなりいいんですよ。 なんでかって言うと、普通の民間企業とは違うからなんでしょうが、かなり利用者側に有利なんです。たぶん、ネットとかでも見かけたことがない情報なんで、一般にはあまり知られていない情報なんでしょうね。 えっと、もったいぶらずに言いますと、例えばですが、ローンを返せなくなって、売っぱらうとします。俗に、任意売却と言いますが。 で、それやるにしても、ガッチリ頭金を入れたとかでなければ、余程のインフレとかでなければ、借金が残ります。つまり、年月と共に時価は下がっていきます。一方、借金はと言うと、利息は元金に対してかかるので、最初は、そんなに減らない。 そうすると、家を売っても借金が残ってしまうケースが少なくないのです。 で、その場合なんですけど、残債を返すに辺り、なんと「フラット35の場合」だと、実際の実績ベースの話なんですけど、通常、「月々1万円ぐらい」の返済で、OK出るんだそうです。 「ローン払えなくなって売る場合、だって、そんなに払えないじゃないですか」とか、この話を聞いた業界関係者の人は言っていましたが、まあ、それはそうですけど、それは利用者側の都合なので。 世の中そんなに都合のいいことにはなっていないのが普通なので、これはかなり意外でした。 しかもですよ、その売却後の残債が、200万円でも500万円でも1,000万円でも、月々1万円ぐらいでOK出るのが通常なんだそうです。いつまで、そんな感じでいけるのか判りませんが、それが今の実情らしいです。 まあ、とばれる(破産)よりは、いいということもあるのでしょうが、それにしても有難すぎる話かと。そしたら、昨今盛んに、「そんな何十年も先の話判んねえんだから、払えなくなったら、どうすんだ!?」的な論争が、結構繰り広げられていますが、最悪な場合でも、割りと大騒ぎをする程でもないかもしれませんね。 だって、1万円ぐらいならねwww この他にも、フラット35は、返済猶予(利息払い)とか、延長(あまり効果がないのでオススメできないという話ではありますが)とかも、制度化されています。 あと、繰り上げ返済の手数料がないとか。保証料がないとか、結構いい制度なんですよね。 聞いた関係者の人曰く、普通の民間ではこうは(その特に一万円の件)いかないと思いますが、ということでした。 ですよ...

【書評】「東野圭吾・片想い」かなりヤラれました……

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片想い 感想を一言で言うと、 やられた~~ーーー!!!!!! という感じの本です。ホント、クライマックス辺りとか「ウォーーーーーーっ」て感じでしたもんホント。 実際これだけじゃなんも判んないですよね。そもそも、そんなに、「ウォーーーーーーっ」とかなるとは、期待も予想もしていなかったんです。が、実際はかなり感情揺さぶられましたね。 タイトル的には「片想い」って言うんで、まあ、割りと普通に片想いに関係した話なんだろうなと思って読み始めたわけです。そしたら、とんでもない。そんなもんじゃなかったと。 もう少し具体的に行くと、性同一性障害に絡んだ話です。なので、戸籍を交換したりとか……。そういうシステムを作ろうとしたんですね。で、事件が起きて、関係者がウッカリ(?)人を殺してしまう。 これが、まだ全然若い人なんですけど、ガンで、もう死にそうだったと。友人は自首を勧めるんですけど、自分が捕まると、その戸籍の交換のこととかバレるだろうってことで、友人に、 友人:「自首しろよ。そして、ちゃんと治療して生きてくれ」。 本人:「分かった。自首するよ。じゃあ、俺が警察を引きつけるから、その間に逃げてくれ。」 的なこと言いながら、まんまと車ごと海の方に突っ込んで自殺みたいな。うーん、なんかとても仲の良い感じだったので、グッと来る切ないものがありましたな。 キーワードは性同一性障害なんですけど、なるほどなって思った点がありました。その性同一性障害を持っていない人でも、その時の体調とかで、男性でもやや女性よりのときがあるだろ、と。(女性の場合は逆) つまり、例えば男性でも女性度が何%か有るという話で、その%はその時によって、多少変動するよね、という話だったわけです。なので、その障害をもっている人は、かなり%が通常と違うところが基本にあって、そこで多少変動ということになるんでしょうが、みんな常に全く同じというわけではない的な話が載っていたわけです。 その辺の話が、ああ、そう言われるとそうだね、みたいに思ってですね、目から鱗というのとはまた違うんですけど、なんか新しい気付きみたいな感覚で、「ああ、なるほど、そうね」と印象に残りました。 これもまあまあボリュームあるんですけど、結構サクッと。率直に面白かったです。 改めて、思うんですけど、もちろん面白かったことは間違いないんですけど、ただ、面白かった...

【書評】「東野圭吾・新参者」色々な店が出てくるスタイルが面白かった

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新参者 これは、何年か前にドラマで一度見ています。今は全くと言って良いほどテレビは見ていませんが、その頃は見ていたんですね……。ちょい余談。 確か阿部寛さんが主演でしたね。なので、どんな話か知っている人は多いかもしれません。 警察が殺人事件の捜査をしていて、最終的に犯人を捕まえるわけですが、その過程で、いろいろなお店が出てくるんです。 記憶にあるだけでもかなり。 ・時計屋 ・煎餅屋 ・玩具屋(?) ・税理士事務所 ・お菓子屋 あとなんかあったっけ……。他にまだまだあったように思いますが、それを一軒一軒章になっていて、話が展開されていくわけです。 主人公である刑事が切れ者で、「あ、なるほね」と思うような、言われてみると当然でも、一見なかなか気付きづらいようなところに、着眼していて、そういうのが面白いんですよね。 あ、あと板前の話もあったんで、日本料理屋もあったかな。人形焼の中に女将さんがたしかワサビを仕込んだんですよね。その辺のエピソードも心象的でした。 最終的なところで言えば、犯人が横領をやっていて、それがバレそうになって殺しちゃうんですけど。 それなりに結構なボリュームではありましたが、気持よーく、サクサクと読めちゃいました。 ま、面白かったんで、良かったら取り敢えず読んでみてくださいよ。

【書評】[東野圭吾・マスカレード・ホテル]話の舞台はホテル。ホントぐいぐ い引き込まれました。

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自分はここ数年完全に、本は電子派だったんですが、電子書籍は長時間読んでいると、体調に悪影響がかなりあると気付き、この頃、本は紙のものをメインにしました。おかげで、体調良くなりました。 さて、そんなわけで、今まで電子版が無かった本でも関係なく読めますので、取り敢えずこのところ毎日、東野圭吾 作品を読み漁っております。 というわけで、最近読んだやつをご紹介。かなり、面白いですね。そして、読みやすいんですよね。 マスカレード・ホテル ホテルが舞台なんですけど、引き込まれました、かなり。話の舞台となるホテルが、ある連続殺人事件の次のターゲットとであると、警察が判断をしたんですね。 なもんで、警察から、そのホテルへ、そこの従業員のフリをして、捜査をさせて欲しいと、要請が来る。検討の結果、ホテルはその要請を引受け、刑事達をホテルマンとして教育へ。 うーん、この作品に限ったことではないんですけど、見せ方が上手いんですよね。話としては、まあ、割と単純で、シンプルに言うとホテルに勤める主人公などに恨みを持った犯人が殺害を企てる。しかし、間一髪のところで、逮捕。と、こういう話なんですけど、グイグイ惹きつけられました。 この作品は読んだほうがいいね。サクサク読めました。主人公となるホテルマンと刑事のコンビ(?)みたいなものも面白く、まあ、刑事なんで、そんなところなのかもですが、それがいかにもな感じで(笑) うっかり、客に「おたく……」とか言いかけたりして。(笑) うーん、なんか良かったです。面白かった。

Bluetoothイヤホン、試しに買ってみたら、大活躍

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ブログとか見てたら、Bluetoothイヤホンに興味持ちまして、使ってみたくなったんです。Bluetoothヘッドホンはあるんですけど、値段のせいなのか、ずっと着けていると耳が痛くなるんですね。ちょっと挟まれた感じになりますからね。 しかも、ヘッドホンだと、散歩とかその辺にいる時とかだと、ちょっとガサばりますし、かなり合う感じの服装でもなければ、ちょっとアホみたいな感じにもなりますから、やっぱり、家とかで使うのがメインだなと。 なもんで、やっぱりそういう時はイヤホンだろうということで、ちょいと買ってみました。セールやってたんで、家族分3つそれぞれ別なやつを注文。 Mpow Swift Bluetooth 4.0 イヤフォン ワイヤレスステレオヘッドセット aptX付 スポーツに対応 「18ヶ月保証」(オレンジ) Aukey bluetooth ワイヤレス スポーツ イヤホン ヘッドセット 防汗 防滴 EP-B4 TaoTronics Bluetooth イヤホン 4.0 超小型ワイヤレスステレオヘッドセット【1年間の安心保証】イヤーフック付き マイク内臓/通話可能 CVC6.0ノイズキャンセルの仕組み TT-BH06 (グリーン/ブラック) セールやっていたこともあって大した値段ではありませんでした(2,000円~2,500円程度)が、届いて実際に使ってみますと、なかなかのもんでした。そもそもそんなBOSEとか凄いやつのを使っていたわけでもないので特にでしょうが。 自分にとっては、どれも充分でした。設定も簡単だし。 こういうの一つあると、何かといいですね。犬の散歩の時もとても気持ち良い空間に一気に早変わりして、とても気持ちよく散歩できますし。朝早く起きちゃった時に、ベットで寝転がって本を読む時なんかも凄く気持ちが良いです。周りにも配慮できますし。 あと、外でなんか待っている時とか完全にいいです。自分の世界に入れますから。変にうるさい場所だったりしても。 やっぱり、ワイヤレスっていうのがいいですよ。端末と線で繋がっていませんから、かからしくないんです。 そう高いものでもないですから、試してみるといいですよ。日々の快適度が上がります。ホントおすすめです。

Anker のコンパクト Bluetooth スピーカーが素晴らしい

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Anker® ポケットサイズ ポータブルワイヤレススピーカー 12時間連続使用 NFC対応 高音質 Twitterを見ていたらSALEで、5,000円ぐらいだったのが2,000円弱。見たらワクワクしたので、こりゃー買うしかねーだろうってことで、ポチッとしてみました。 プライム会員なので、翌日には届きまして、早速使って見ました。そしたら、これがもう本当にレビューにあったように素晴らしい。 音もなかなかのもんだし、何しろコンパクト。手のひらサイズでサイコロみたいなの笑。あと、12時間再生出来るっていうのもスゴイね。 買ったばっかってことで、天気も良かったんでドライブにも持って行きました。バッチリでしたw 充電式+Bluetoothなので、完全にワイヤレスですから、その点もいいんです。本当にかからしくなくて自由な感じ。その辺に置いておけますからね。 設定も楽すぎました、単にスイッチ長押しするだけ。面倒のメの字もなかったです。 それと、例えばスマホやタブレットを使いながら、それで音楽も聞こうとすると、なんか音が近いですよね。少し離れたところでなっていて欲しい時なんかもいいんですよ。離れたところに置いておけますから。 逆にスマホやらを充電中のときでもスピーカーは一緒にそこに置く必要もありませんし。つまり、ディバイスを充電しながら音楽を再生しつつ、スピーカーは好きなところにおけると。 なので、こんな使い方も。 風呂に入る時に、ディバイスのバッテリーがあまりなくて、そっちは部屋で充電。スピーカーは脱衣所や風呂の中に置いて、音楽を聞きながら、風呂で本を読んだりしています。 なんかスマートな感じでいいんですよ。しかも、コンパクトですから。 取り敢えず一個持っておくといいアイテムですね。アウトドアでも活躍しそう。間違いないね。 あ、ちなみに今見たら、今もセールやってました。 Anker® ポケットサイズ ポータブルワイヤレススピーカー 12時間連続使用 NFC対応 高音質

ホットサンド焼器が安くていい感じ

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あつあつホットサンドメーカー SJ1681 ネットでホントサンドメーカー特集みたいなのやってまして、もしも、安く買えるのなら買って使ってみたいと、直ぐ様Amazonを覗いてみました。自分の場合はキャンプでも使えるので。 そしたら、有りました有りました。売れ筋なんでしょうね。検索したら、一番上に出ました。 他のは数千円はするんですけど、これは1,000円ちょい。ポイントが100ポイントぐらいあったので、ほぼ1,000円ぐらいで購入。   ※ 今見たらなんか高くなってましたが……。   プライム会員なので、翌日の昼前に届きまして、早速試してみました。 適当に好きなやつを入れたんですけど、メチャクチャ良かったですね。 なんでも合いますよこれ。 わざわざやるのも面倒なので、前の晩とかに残ったものを適当にアレンジして乗せちゃうのが楽です。場合によっては、単にそのままでもおいしくいただけます。 甘い系も甘くない系もなんでもいけます。サラダとか、焼きそばとかもいいですね。あと、カレーとか。肉もの。揚げ物。 今後やってみたいと思います。 みなさんも良かったら、そう高いものじゃないんで、買っていろいろ試してみてください。そして、良かったやり方があれば教えてください。 あ、あとパンの耳がそのままで焼けるタイプというのも面倒くさくなくていい点です。 あつあつホットサンドメーカー SJ1681

最強の保険について考えてみた

保険に入る目的というのは、基本的にはリスク(問題)に対する準備です。つまり、そうなった時にダメージを抑えるということですね。 ですので、その意味で言えば、保険会社の保険商品に入る、以外でもある種の保険的なものは世の中、いろいろあるんです。 例えば、朝寝坊しないために、目覚まし時計をかけるとか。足りないと困るから、ご飯を少し多めに炊く、とか。つまり、◯◯だから、◯◯しないために、なっても大丈夫なように、✕✕をする、と。 なんだか回りくどくなりましたけど、先日そんな視点で、保険について考えていて思ったことを書きますね。ちなみに、自分は、この保険の仕事を始めてから大体10年ぐらいなんですけど、始めた時から、「保険って、必要なのか?」ということについて、ずーーっと考えています。 結構、割りといつもそういうことが頭にありますね。 で、先日ふと思ったんですけど、急な出費が出た時のために、ある程度、銀行なんかにお金を預金しておくのもある種の保険だと。自分らの業界では、こういうの自家保険っていうんですけど。要は、自力ってことですね。 自分の家でも、これをやっていまして、予め決めている額までは、毎月一定額を口座に入れていきます。で、決めている額に到達すると入れるのをストップ。で、下がるとまた再開の繰り返しです。 このお金は、主に冠婚葬祭費用とかのためのものなんですけど、お金に色はありませんから、当たり前ですが、その気になれば何でも使えます。なので、先日突然冷蔵庫が役割を終え、旅立って行ったときなんかも大活躍。 これが無ければ、長期投資を前提にして買っている金融商品なんかを不本意にも解約したりとかが必要になっていたでしょう。あるいは、それもなく、自分の持っている資産ではどうにもという場合は、ローンとかそういうことになっていたでしょう。   で、これって保険の感覚と同じだな、と思ったわけです。しかもかなり使い勝手がいい。だって、何にでも使えますから。損害額がどうとか、関係ないですし。手続きもいらない。いるとすれば、カードの引き落とし口座に、お金を入れておくとかぐらい。 自分の場合は、車は車検の時にある程度しっかり整備してもらうようにしていますから、まず無いことですが、例えば、いきなりぶっ壊れて、それなりの修理代がかかる、なんてケースにも対応できますね。というわけで、とにかく色々な...

WEBにしますか紙にしますかとか聞かれるけど、紙の約款は貰うべきか?

昨今、何でもかんでもデジタル化の傾向がありますよね。保険に関しても自動車保険から始まって、今は火災保険なんかもWEB約款とか、WEB証券を選択できるようになっています。 で、それがスタートして初めての更新や初めて保険に入る人は、どちらにするか迷うような傾向があります。なので、その際にアドバイスするんですけど、今回はその辺りについて。   まずはじめに、約款とは何かについて、一応やっておきます。約款は簡単に言うと、保険会社とユーザー間における契約上の双方の権利義務について定めたものです。 これは、当局の認可を取得しています。ちなみにですが、今時は各種法令によりユーザー保護のルールがある程度整備されているので、ここには無茶苦茶なことは書いてありません。というか、認可されないでしょう。   さて、それでは本題に。紙の約款を貰うかどうかですが、「完全に好み」です。多分、ほぼ100%ぐらいの人が貰っても見ないでしょうから、好みですが、貰わなくても一緒でしょう。 で、なぜ好みなのか。 一番最大の点は、「貰っても貰わなくても、内容が変わることはない」という点です。もしも、貰わないことで、好き勝手書き換えられてしまう可能性があるのなら、貰っとく必要があるでしょう。しかも、認可制でもなく、ユーザー保護の法整備もされていなければ。 が、しかし、そういう可能性はないので、貰わなかったところで、変わることはないのです。あと、見たい場合はWEBでは見れますしね。 それと、後から気が変わって、やっぱり欲しくなったら、言えば普通貰えますから。 というか、それ自体を見たいというわけではなく、内容について質問した場合は、電話すれば済みますからね。というか、電話が嫌いな人は見たいかもだけど、あんなの見るぐらいなら、パンフレットに必要なことはほぼ見やすく書いてあるので、そちらを見た方が楽でしょう。   というわけで、紙の約款をどうしますか?と聞かれた時は、そんなに真剣に悩む必要はないです。取り敢えず、不要と言ってもいいし、なんか見てみたいな(しかも、紙のを)、と直感的に思ったら、貰えばいい。 実際そんな程度のレベルのものですよ。なので、あんまり悩まないでください。

【自動車保険】対物全損差額特約は入るべきなのか?

保険会社によっては、対物超過費用とかっていう言い方のところもありますが、要は、相手の修理代が、時価を超えてしまった場合に、円満に解決するために、時価+50万円とかまでは補償するというようなやつです。 まあ、今は大体入っている人が多いでしょうね。 で、今回は入るべきなのか?ということなんですが、保険料的にも大したことないし、古い車なんかで時価を超えてしまうケースで、出来るだけ円満にやりたい、とか。特に一方的な事故になりますが、悪いのはこちらなのに、時価を超えて全額修理代がもてない(保険から出ない)のは申し訳ない、という人は入ればいいです。 ただ、実務上でもこの頃思ったんですけど、これって実際には、賠償義務のないお金についても任意に支払ってあげる的なものですから。なんか、やや上から目線みたいに書きましたが、法的な責任がないものを支払うものなので、道徳的にはいろいろ思うところはあっても、別な例で言えば、借りてもいないお金を返す(払う)的なことに近い話なんです。 近いと言ったのは、例えば一方的な事故であるなら、その人がぶつけなければ、そもそも壊れていなかったわけなので、ちょっと事情が違うので、そう言ったわけです。 でね、入っている場合は、当然、相手の修理代が時価を超えた場合に、使うかどうかの判断を求められるでしょう、担当者から。繰り返しますが、法的責任はない部分についてなので、あくまでも任意なのです。 ということは、逆の場合も可能性として当然あるでしょう。自分が被害にあった場合なんかで、修理代が時価を超えてしまう場合が。ただ、その場合ですが、相手が時価を超えた部分について、保険から払えるように「なっていたとしても」払って貰えない可能性も当然あるんです。 なんか、これまでにそういうの何回かあったんですよ実際に。そしたら、結果論ですけど、意味有るのかなぁみたいにも少し思うんです。そもそもが任意の部分ですらねぇ……。あくまで、払う側が「払いたい」とか「払おう」と思わない限りは相手側は、どうしようもできないわけですからねぇ。 あくまで、そのぶつけた本人が払いたいと思った時のためのもの。で、ケースとしては、多い少ないは別にして、時価を超えた部分を払ってもらえなかった人が、逆に払うかどうか判断する側になったときに、払いたいと思いますかね?という点が有るんです。 全てとは言わないまでも、...

「もしかして無駄遣い?生命保険が本当に必要な人とは」についての感想

今朝ニュースアプリで、いつものようにニュースを見ていたら、こんな見出しの記事がちょっと話題になっていました。 もしかして無駄遣い?生命保険が本当に必要な人とは これまでにもこの手のテーマに対しては、結構記事を書いてきましたが、こういったことは、常にユーザーが気なるところだと思いますので、改めてコメントをしてみます。   さて、改めまして。まあ、テーマとしてはかなりザックリしているんですけど、ポイントは2つ。 ・我が国には充実した公的制度がある ・70歳までは通常みんな健康 という辺りです。2番めについてもう少し言うと、平均的な健康年齢が70歳なんですね。以前に見た厚労省の発表では。なので、通常はみんな70辺りまでは健康ということに。それと、平均寿命という点でもみんな長生きですよね。 あと、ガンになる確率でも、1生涯ベースでは、高いように感じるわけですが、それも常に同じ確率では有りません。つまり、若いうちと、年取ってからでは当然違うんですよ。具体的には60以降、以前なんですけど。加えて、治療費もそんなに大騒ぎをする程では実際無いんですね。 もちろん、通常よりもガッツリやりたいという前提の人はアレですが。ですが、確率的には60以前はアレなんで。しかも、年々健康保険の対象となる治療も増えていますね。 まあその辺りについての詳しいことはこの辺を見てもらうとして。 https://takahasinorihiko.com/post-6272/   で、何度も書いているんですが、保険というのはあくまで「一手段」なんですね。なので、重要な事は、「解決したい問題があって、必要に応じて、保険に入ることで解決」と、こういう流れなんです。 この前ある個人事業主の人と話したときもこういう話をしたんですけど、やっぱり、自営業しているぐらいの人はちゃんと考えていますね。目的に応じて使い分けをちゃんとされている。 思わず感心しました。それだけ、なんとなくな人が多いんですよね。保険に入るにしても手段が目的化しているような人は少なく有りません。まあ、それでも人の勝手なんですけど、今回こういうテーマなんで、合理性の観点で言うと、勿体無い感じの人は多いです。   あとは、本質的なことを言うと、要するにですね、世の中いろいろなリスクがありますね。例えば、 ・道で転んで、大ケガ、...

交通事故の過失割合の本が、ボッタクリ価格で売っていてビックリ

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別冊 判例タイムズ 38号 民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準[全訂5版] そう言えば、買おう買おうと思いながらもずっと買い替えていなかったので、ついに注文をしました。(笑) で、なんだかよう判りまへん、という人のために少し書いておくと、「交通事故の過失割合についての基準」が書いてある本です。これを見れば、素人の人が見ても、大体こんな感じで責任を負わなければならないのか……、というのが判るでしょう。 それでですね、買うにあたって、愛用のAmazonにまず行きました。そしたら、なんと糞高くてビックリ。それでも以前見た時よりもマシになっていましたが、定価5,400円(税込)の本が、なぜか、1,000円ぐらい高い値段で売っていました。 http://goo.gl/olnSzh ちなみに、前は、1万円ぐらいで出ていました。なもんで、レビューにもその辺のことが。 いや、本屋で注文すれば、たぶん定価で買えるんですよ。でも、行くの面倒臭いじゃないですか。電話とかで注文して、直接届くならいいんですけど。 どうしたか。少々ネットを徘徊しましたら、 ヨドバシ にもありました。しかも定価で尚且つポイントが1割つくと。いいじゃん、とか思ったんですけど、危なかった、電子版だったんですよ、 これ 。 やっぱり、こういうやつは、紙に限るので却下。 で、最終的にはなんですけど、 この本を出しているところ を経由して ここ に辿り着きました。 民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準[全訂5版] 別冊判例タイムズ38号 別冊38号 | Fujisan.co.jpの雑誌・定期購読 もちろん、定価の5,400円で、送料も無料。しかも、初回だったんで、500円引きになり、結果4,900円で買えちゃいました。 良くは知らないんですけど、こういう系のやつなので、ここがネットでは独占販売をしているのかもですね。なので、Amazonでは普通には売っておらず、どこかから仕入れてきたものを上乗せして高い値段で、出店している人が売っているのでしょう。 多少は売れるんでしょうね。 レビュー見たら、実際に買ってしまった人のがありました。気の毒に。しかも……。 定価5千円の本を1万円で買ってしまいました。入手困難な本ではありません。暴利行為だと思います。定価を確認して購入すれば良かったのでしょうが、定価の確認が困難なこ...

一万円や二万円のために保険に入る人はいない

割りと改定が激しい自動車保険なんかで良くあることなんですけど、契約の更新の時に、改定の影響で全く同じ内容での更新が、できなくなるケースが多々有ります。 まあ、大体同じ内容ではもちろん可能なんですが、同じ内容を選択したくても、微妙に違う内容でしか選択することが叶わなくなるわけです。 で、そういう時に、同じような内容を希望された場合は、大体同じような内容を提案するわけですが、同じような内容というのが、複数考えられるケースがあるわけです。 その場合に、違いを説明したうえで、どれにするか判断をしてもらうわけですが、ユーザーは悩んでしまうことが結構少なく有りません。 ただですね、その違いと言っても、本当に微々たる差だったりするわけですよ。例えば、今正にあることだと、遠くで事故を起こした場合に、必要に応じて「交通費や宿泊費が出るようにするかしないか」などです。 かなり、細かい話です。しかも、その費用というのも1万円とか2万円とかが補償されるかどうか、というレベル。で、保険料はというと、年間で3千円(※改定のため、補償内容に+アルファがありますが)とかの違い。 まあ、もちろんその人の状況により、ニーズは違うわけですが、こんなのね、ハッキリ言って、直感で決めたらいいんですよ。値段、内容を見て。 もしも、入っていなかったところで、1万円や2万円が出ないだけですから。なので、これに入る入らないで、人生を左右するようなことにはどう転んでもならないのです。 なので、どうでもいいと。逆に入ったとして、後々いらなかったと思ったとしても、年間で3,000円やそのぐらい。どっちに転んでも大したことはない。 まあ、だから好きにすればいいと。ただ、ちなみに、しいて言えば、合理的にやるのなら通常不要でしょう。余程例外的な状況でかなり該当しやすいとかでなければ。保険はユーザーが基本的に赤字になる仕組みですから。 なので、判断に困ったら、まずはリスクの大きさを考えましょう。自分の経済力でどうにでもなるレベルのものは、どうにでもなるんですから、好みの世界でしかありません。 これまでに何度も言ってきましたが、保険の価値というのは、「少額のお金で、大きなリスクに備えることができること」です。つまり、自分の経済力では及ばないリスクについても備えることができる。 なので、逆に言えば……、ということ。

何でもかんでも保険でリスクをカバーさせようとする担当者は要注意

結構、「保険はいい担当者に相談してください。」「保険は、商品自体はどこもそう変わらない(例外あり)ので」とか言っておきながら、そういう人を見つけるコツみたいなことにはあまり言及してこなかったので、たまには、そういう辺りについても書いてみます。 今後、今回みたいな要注意シリーズもチョイチョイやっていきたいと思います。   さて、「こんな人は要注意」ということで、今回は「何でもかんでも保険でリスクをカバーさせようとする担当者」についてです。 個人にしても、法人にしても、有る無しで言えば、結構いろいろなリスクがあって、結構いろいろ保険でカバーできるものって多いんですよ。だけれども、保険はあくまでも手段でしかないんで、なんでも保険でカバーしようとすることはオススメできません。 合理的とは限りませんから。 なので、どこの保険会社でも、あなたを取り巻くリスク、みたいなチラシとか用意していて、担当者から説明を受けたことがある人もいるかと思います。   で、そういう時とかもですけど、何でもかんでも保険で準備をすることを提案してくる担当者って、あんまりいい担当者じゃないですよ。そういう人は保険ありきなんです。保険を売るために保険を売っているんです。 もちろん、商売なんで差ほど驚くことでもないですけど、ユーザーとしては、普通、利用する場合は、自分のためにサービスを利用するわけですよね。 したら、こういう人の提案には気を付けなければなりません。   やっぱりね、ユーザーにとっていい担当者って言うのは、出来るだけムダのない提案をしてくれる人ですよ。ユーザーの利益を考えて。 なので、時には、「◯◯さんの場合、入らなくても大丈夫でしょう」とか。「もう少し少なく入っても問題は無いと思われます」とか、言ってくれる人がいいですね。当然ちゃんとその理由も論理的に説得力のあるような説明をしてくれて。 自分の方の短期的な利益が少なくなってしまうけど、それでもユーザーの利益になるような提案もしてくれるような人が、ユーザーにとっていい担当者です。 なので、逆にユーザー目線ではなく、何でもかんでも、「こういうリスクもあります。」「なので、◯◯保険に入っておかないと……」「入っておくと安心です」みたいな人は要注意。 あと、ひとつのリスクに対する準備を、全て保険金で賄う前提で提案してくる...

【自動車保険】事故現場で得た相手からの賠償の約束に意味はあるのか?(文書 編)

先週末、 口頭で約束した場合 についてやりました。(口頭編)が、文書でやった場合についても気になるところだと思ったので、今回は文書編をやりたいと思います。 まあ、流石に文書で書いてくれと言って書く人や自分から書いて、どうぞと渡す人は普通いないと思いますが……。   それでは改めまして。文書で書いた場合は、きちんとその事実が確認できますので、これはもう言い逃れはできません。当然これは、所定の契約が有効になるための要件をクリアしている前提にはなりますが。 なので、保険から出ない部分は、自腹を切る必要があるでしょう。 しかし、ここでもまだ問題が。これでもまだ安心ではありません。 ここまでのことがあっても、相手が素直に応じるとは限らないのです。その場合はどうするかというと、裁判をやるなど、強制的に取り立てるための手続きをとるしかないんです。 まあ、今は弁護士特約が付けている人も多いので、弁護士費用は問題ではないでしょう。 そして、予定通り、判決が出ました。でも、まだ問題があります。 何かと言うと、判決が出た=自動的に金が回収される、わけではないという点です。 なので、その人の資産とか、給料とかをみつけて来て差し押さえる手続きが必要なんです。なので、そういった資産などの有る無し、有るのであれば、どこに何がや、どこに勤めているのかなどが判らないと、回収できないわけです。 従って、判決とかでたところで、最悪役に立たないことも……。   なので、払ってくださいと言って、応じてくれれば楽ですが、そうでない場合は、そう簡単には行かない可能性が普通にあるというわけです。 というわけで、文書で約束をしていたからと言って、勝った気になっていると、ウンザリすることになるかもしれないのです。要は、「お金を払わせるということは、非常にエネルギーが必要」になることなんです。被害者であったとしても。 頭にくるでしょうがそれが現実です。なので、保険に入る場合はそういう前提で、対策を考えて入るようにしましょう。こんなのどう考えても面倒臭すぎますからね。

「損害保険トータルプランナー 髙橋 則彦のちょっと使えそうな話 平成27年 11月号(50)」

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※ このエントリーは、主にわたしの顧客に対して毎月月刊で発行しているニュースレターのWEB版です。ですので、そもそもは、わたしの顧客に向けて書いているものですが、ネット上に普通に公開していますので、誰でもお気軽に御覧ください。 今号のラインナップ 1 近況について 2 書評コーナー 3 グルメコーナー 4 わたしのオススメサービス 5 アウトドアコーナー 6 おわりに 1 近況について どうもこんにちは。髙橋 則彦です。なんか今年の秋はヘルなんとか現象の影響とかで、通常よりも寒くなって、そして、冬は暖冬とかって話でしたけど、実際そうでもないですね。むしろ、例年ではコートを来て行っていたところに、今年は着ないで行ったりしているぐらいですから、むしろ暖かいんだと思います。 というか、温度差が激しすぎますよね。そう思うと、やはり風邪をひいている人があちこちに。自分は、体調管理の技術が上手くなったらしく、結構大丈夫です。身体を鍛えるとか、食事とかまあ、そういうのももちろん重要ですが、やっぱり、「疲れたら休む」ということが基本ですね。 ただでさえ、こういう季節の変わり目は、身体もついていかないので、体力の消耗が激しくなります。従って、スマートホンなんかで言うところの、充電が少なくなってきたら、小まめに充電をするっというようなイメージで、疲れたら早め早めの充電が体調管理という意味でも、日々を気持ちよく過ごすという意味でもポイントとなるでしょう。 おかげさまで、調子が悪い時は少なく、結構いつもそこそこのレベルを保っています。なので、機嫌もいつもそこそこいいですwww 最近では、身体を充電すること自体が楽しくなって来ているんですよね。 というわけで、身体を壊しやすい時期ですので、ご注意ください。 2 書評コーナー:不毛地帯を読破しました。 不毛地帯 第一巻 言わずと知れた山崎豊子さんの名作「不毛地帯」全5巻を読破しました。 一巻一巻もかなりのボリュームなんですけど、凄く面白く、読み応えのある作品です。実際に世の中に出たのは、かなり前で、自分が生まれる少し前でしたから、ある作家の言葉を借りれば、「自分の生まれる前に出たものは全て古典」ということですので、本作も自分にとっては古典の部類に入るでしょう。 話の概要を簡単に言いますと、主人公は、元軍人が商社マンとして活躍する話です。 それも...